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『フォスター・フォーラムだより』第21号をお届けします (9/29)

今回は、東京都の『くらしフェスタ』への出展など三つの記事を紹介しています。

編集後記では、26日に開催された金融審議会の総会等について報告しています。

今回も最後までお読みいただけると幸いです。

 

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『フォスター・フォーラムだより』 No.21       2014年  9月29日

発行:不定期

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★―★ CONTENTS ★―★

1. 東京都の『くらしフェスタ』に出展します。

2. 確定拠出年金の投資教育に関する提言をまとめ公表しました。

3. 一般会員紹介〜大江英樹さん

4. 編集後記

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1.  東京都の『くらしフェスタ』に出展します

 

東京都では毎年10月に消費者交流イベント『くらしフェスタ』を開催しています。

フォスター・フォーラムも今年初めてこのイベントに参加し、『金融機関・商品との賢い付き合い方』というテーマで展示を行います。

新宿駅西口からすぐです。

このフェスタには60近い団体・グループが参加し、展示の他に寸劇やクイズラリー、消費者相談等も行っています。

当会のブースは32番です。

両日とも事務局長の永沢を始め基本会員のメンバーが詰めていますので、新宿へのお買い物のついでに是非お立ち寄りください。

◆日時 10月10日(金)、11日(土) 両日とも10時から17時

◆場所 新宿駅西口広場

◆詳しくは http://kurashifesta-tokyo.org/2014/festa/index.html

 

 

 

2. 確定拠出年金の投資教育に関する提言をまとめ公表しました。

 

企業年金の一種である確定拠出年金は、制度導入から10年以上が過ぎ、加入者は約500万人、資産残高は8兆円となっています。

導入企業の社員は、老後の生活設計を含む「いわゆる投資教育」が受けられるよう法律で定められています。

企業型確定拠出年金は、社会人向け金融教育の重要な場として期待されています。

そこで、ここでの投資教育がどのように行われているのか、現場に詳しい方々に7月4日夜にご参集いただき、率直にお話しいただく意見交換会を開催しました。

 

無関心な社員が多いこと、継続的な教育が重要であるにもかかわらず適切に実施していない企業もあることがわかりました。

 

意見交換会をもとに、第三者の活用、投資の基本が学べる半公的な場の拡大など4つの提言をまとめました。

提言および意見交換会の記録は添付ファイル「『企業型確定拠出年金』の加入者教育に関する提言」 にてお読みいただけます。

フォスター・フォーラムのサイトにも掲載しています。 (報告者 坂本綾子)

 

 

3. 一般会員紹介〜大江英樹さん

 

当会では、昨年12月より当会の活動に賛同しご協力いただける方を一般会員として募集しています。

その第一号になってくださったのが、今回ご紹介する大江英樹さんです。

 

大江さんは毎週火曜日日経電子版にて「投資賢者の心理学」というコラムを連載されています。

投資家の「心」にスポットを当て、合理的でない判断をしがちな人間の行動を「行動経済学」の観点から分析し、投資・運用・金融機関との付き合い方などにおいて陥りがちな勘違いを面白く解説されています。

コラムはこちらからお読みいただけます。

http://www.nikkei.com/money/features/68.aspx

 

大江さんには、東京都の『くらしフェスタ』や確定拠出年金の意見交換会に多大なご協力いただきました。ありがとうございました。

 

 

4.編集後記

 

  • 先週26日に金融審議会の総会が開催され、「いわゆるプロ向けファンド(適格機関投資家等特例業務)をめぐる制度のあり方」と「決済業務の高度化」の検討が諮問されました。前者については来年の国会での法改正も視野に入れた審議が、後者については少し長い視点で戦略的な課題も含めて勉強会的な検討が行われることになるようです。

プロ向けファンドが金融審で審議されることになった背景や今後の議論の焦点は、こちらの記事がわかりやすく報告しています。http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKCN0HL0CQ20140926

当日席上配付された資料によると、プロ向けファンド業者として届け出ている業者の数はなんと3000を超えているとのこと。登録制ではなく届出制にした意味(成長産業への資金供給という成果)はあったのでしょうか。これから設置されるワーキンググループでは、投資運用ビジネスとはどうあるべきかという原点に戻って、そもそも届出制でいいのかということから議論が行われることを期待したいと思います。

 

  • 前号の編集後記でお約束したように、金融審・投信法制見直しWG(2012年)で提示された課題の進捗状況を、簡単ですがレビューしてみました。関心のある方は添付ファイルをご覧ください。

新しいルールの下での目論見書と運用報告書は、12月1日以降に作成期日を迎えるファンドから順次切り替えが行われることになっているとのこと。多くの投資家が「変わったね〜」と実感できるものが出てくることを期待したいと思います。 (担当者:永沢裕美子)

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