『フォスター・フォーラムだより』第14号

執筆者 | 12月 27, 2013 | メールマガジン, 未分類

今年最後の『フォスター・フォーラムだより』をお届けします。

 今回は、二つの記事を紹介しています。

一つ目は、12月20日に金融審議会のリスクマネーWGが報告書をまとめました。委員出席していた永沢裕美子が投資型クラウドファンディングについて報告しています。記事の最後で、12月9日に当会が主催した自主勉強会に集まってくださった方々からいただいた意見を紹介しています。

二つ目は、新しい企画です。

坂本綾子が、金融消費者問題や金融経済教育の専門家や有識者にインタビューをして、当会のホームページで紹介するシリーズを始めました。

第一回は、当会の基本会員で、国民生活センター理事の丹野絵美子さんです。

最後になりましたが、今年一年大変お世話になりました。

来年は11月に設立10周年を迎えます。

来年はもっと多くの方々と繋がっていきたいと思っております。

来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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『フォスター・フォーラムだより』 No.14            2013年12月27日

                                          発行:不定期

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★―★ CONTENTS ★―★

1. 金融審・リスクマネーWGを終えて〜見えてきた日本版投資型クラウドファンディング〜

2.“この人に聞く”シリーズ 第一回〜国民生活センター 理事 丹野美絵子さん

3. 編集後記

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1.金融審議会・リスクマネーWGを終えて〜見えてきた日本版投資型クラウドファンディング 

12月20日、金融審議会の下に設置された新規・成長企業へのリスクマネーの供給のあり方等に関するワーキング・グループが報告書を取りまとめて散会となりました。

本報告書は金融庁のホームページでお読みいただけますが、委員出席されていた大崎貞和氏(未来創発センター 主任研究員)が、ポイントを的確にまとめておられます。ご本人の承諾をいただき、本メールにPDFファイルを添付させていただいております。大崎貞和氏 金融審リスクマネーWG報告メモ

ここでは、本WGの一番の目玉と言われた投資型クラウドファンディングについて、審議の様子も交えながら報告させていただきます。

続きは、当会ホームページのこちらのページからお読みいただけます。

https://fosterforum.jp/金融審・リスクマネーwg報告(2013年12月20日〜見えてき/

(報告者:永沢裕美子)

2.“この人に聞く”シリーズ 第一回 〜 国民生活センタ― 理事 丹野美絵子さん

金融商品、中でも投資を目的として提供される商品と、消費者はどのように向き合ったらよいのか。トラブルの事例とトラブルを防ぐヒントを、当会の基本会員でもある丹野美絵子さんに伺いました。

当会ホームページのこちらのページからお読みいただけます。

https://fosterforum.jp/%E7%AC%AC%EF%BC%91%E5%9B%9E%E3%80%80%E4%B8%B9%E9%87%8E%E7%BE%8E%E7%B5%B5%E5%AD%90%E3%81%95%E3%82%93%E3%80%80%EF%BC%88%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E8%A1%8C/

(担当者:坂本綾子)

3. 編集後記

リスクマネーWGを終えて、改めて、資金の欲し手=発行者のための規制緩和が主眼だったと感じています。

記事としては報告しませんでしたが、本WGでは、流通市場における虚偽記載等の賠償責任について、無過失責任とされているところを、一般原則どおり過失責任とすることは適当かということも諮問され、本WGにおいてもっとも意見が鋭く対立したところでした。

結局、報告書においては、「一般原則どおり過失責任とすることが適当である」としつつ、提出会社が自己の無過失の立証責任を負うこととすべきだという提言も書き加えられました。立証責任が転換されていれば、投資家の保護・救済という観点からは大きな差異は生じないという見方もありますが、損害を被った場合、投資家にとって訴訟を起こしにくくなるのは確かであり、投資家側からすると、一度与えられた武器を奪われたという感は否めませんでした。奪うには、もう少し丁寧な説明が必要なように感じています。

日本経済が再び成長の循環に入るためには、財界の要望に応える規制緩和を行っていく必要があることは確かですが、お金の出し手=投資家がいてこそ、お金は社会を回り始めるのです。投資家が信頼し、安心してお金を入れることができる市場を創り上げて行くという姿勢も忘れてもらっては困ります。そのような苦言を申し上げ、報告書の序論に一文を挿入していただきましたが、虎ノ門の坂を吹く風がひときわ冷たく感じた一日でした。   (報告者:永沢裕美子)

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