おとなの金融力ドリル問題

    ※問題は全部で20問です。①~④から選択してください。(○ボタンで選択)


     

    ~ 資産形成や商品選択の考え方 ~

    [1]【商品購入時の心構え】

    預金するつもりで金融機関に行くと、初めての金融商品を勧められました。丁寧な商品説明をされましたが、聞いてもよく分かりませんでした。この場合の行動として、適切でないものはどれでしょうか?

      ① よく分からない、という理由で、勧められた商品を断る。 ② 専門家の言うことなので、よく分からなくても勧められた商品を購入する。 ③ このお金の将来の使いみちを話し、他に自分に合う商品がないかを聞いてみる。 ④ その場では即答せず、他の金融機関や知人・家族などに聞いてみる。  

     

    [2]【リスクとリターン】

    投資信託を買おうと思い、金融機関に行ったら「リスク」について説明されました。この場合の「リスク」に関する次の記述のうち、間違っているものはどれでしょうか。

      ① 高い収益が期待できる金融商品を選ぶ際には、高いリスクをとらなくてはならない。 ② ハイリスクの金融商品を買えば高い収益が得られる。 ③ お金が必要な時に換金できない度合いをリスクと呼ぶこともある。 ④ 銀行の普通預金にもリスクがある。  

     

    [3]【分散投資】

    値動きのある金融商品を購入する場合、リスクを低減しリターンを安定させる方法として、資金を分散して投資する(分散投資)方法があります。この分散投資に関する次の記述のうち、間違っているものはどれでしょうか。

      ① 株式投資をする場合、A社の株式に全額投資するよりも、値動きの異なるA社とB社の株式を組み合わせて投資する方が、一般的にリスクは低くなる。 ② A社の株式に全額投資するよりも、A社の株式と債券にそれぞれ半額ずつ投資をする方が、一般的にリスクは低くなる。 ③ Cという投資信託を買う場合、金融機関1社で買うよりも、金額を分けて複数の金融機関で買う方が、一般的にリスクは低くなる。 ④ 株式であっても投資信託であっても、一度に全額を投資するよりも、毎月あらかじめ決めた日に少額を一定額ずつ投資する方が、一般的にリスクは低くなる。  

     

    [4]【物価変動と貨幣価値】

    年利0.1%の1年物円定期預金にお金を預け、先日満期になりました。この間に、インフレにより買おうとしていた品物の価格が2%上がった場合、この品物を定期預金のお金で買うとしたら、1年前と今とでは買える量はどう変化するでしょうか。(利息にかかる税金や、消費税は考慮しません。)

      ① 1年前より今の方がたくさん買えるようになる。 ② 買える量は変わらない。 ③ 1年前より今の方が買える量は少なくなる。 ④ わからない。  

     

    [5]【合理的な金融行動】

    Aさん夫婦には3歳の子供がおり、現在、この子の教育資金として300万円を目標に準備しようとしています。Aさん夫婦の教育資金準備に関する次の金融行動のうち、最も合理的といえるものはどれでしょうか。

      ① 教育資金を貯めるために毎月10万円積立預金をしているが、生活資金が足りなくなってしまうことが多いので、カードローンで借り入れしてやりくりしている。 ② 200万円まで貯まったので、早く目標額に達することを期待して、この資金全額をFX(外国為替証拠金取引)に投資した。 ③ 教育資金として貯めたお金はすでに目標額を超え320万円になった。そこで300万円は定期預金にし、残りの20万円で投資信託を購入した。 ④ 教育資金として貯めたお金はすでに目標額を超え320万円になった。そこでこの資金全額で単価3,200円の株式を1,000株購入した。  

     

    ~ 金融商品の予備知識 ~

    <銀行預金(円)>

    [6]【金利の計算】

    次の2つの円定期預金のうち、満期時に受け取る利息が多くなるのはどちらでしょうか。(税金等は考慮しません)

      ① 年利1.2%の3ヶ月物の円定期預金。 ② 年利0.5%の1年物の円定期預金。 ③ ①も②も同じ。 ④ わからない。  

     

    <外貨預金>

    [7]【外国為替の基本的理解】

    外国為替レートに関する次の説明のうち、間違っているものはどれでしょうか。

      ① 1米ドルが100円から120円になることを円安になったといい、1米ドルが100円から80円になることを円高になったという。 ② 1米ドルが100円から120円になると、米国から輸入される品物の日本での値段は下がる。 ③ ハワイ旅行で買い物する場合、1米ドルが120円の時と100円の時を比べると、1米ドルが100円のときのほうが支払う円は少なくて済む。  

     

    [8]【外貨預金】

    年利0.2%の米ドル建て外貨定期預金(1年物)と、年利0.02%の円定期預金(1年物)があります(いずれも固定金利)。1年後の満期時、円での受取額はどちらが多いでしょうか。

      ① 外貨建て定期預金の方が多い。 ② 円定期預金の方が多い。 ③ どちらとも言えない。 ④ わからない。  

     

    [9]【外貨預金のコスト】

    前問の米ドル建て外貨定期預金と円定期預金で、仮に、預け入れ時と満期時の為替レート(銀行基準レート)が同じ100円だった場合には、満期時の円での受取額はどちらが多いでしょうか。円⇔ドルの変換レートは基準レートの±1円とします。

      ① 外貨建て定期預金の方が多い。 ② 円定期預金の方が多い。 ③ どちらとも言えない。 ④ わからない。  

     

    <債券>

    [10]【債券の値動き】

    国債、社債などの債券は、さまざまな要因で価格が変動します。債券の価格に関する次の記述のうち、間違っているものはどれでしょうか。

      ① 市場の金利が上がると通常、債券の価格は値上がりする。 ② 信用格付けの引き下げは通常、債券の価格の値下がり要因となる。 ③ 債券の価格が上がると、その債券の利回りが下がる。 ④ 債券は、その発行体が健全であれば、期間中に価格が変動しても、満期時には額面金額で償還される。  

     

    <株式>

    [11]【株式の値動き】

    株式の価格(株価)はさまざまな要因で変動します。株式市場における株価の変動に関する次の記述のうち、間違っているものはどれですか。

      ① 株価は一般に、その会社の業績が良くなると上がり、業績が悪くなると下がる。 ② 株価は一般に、買いたい人が多くなると値下がりし、売りたい人が多くなると値上がりする。                                      ③ 一般に、発行済株式数の増加は、株価の値下がり要因となる。 ④ 株価は、株式市場での売買が成立することにより決まるものなので、売買の注文が折り合わなければ値(価格)はつかない。  

     

    [12]【株式の手数料】

    X社の株式を1株1,000円で、1,000株買いました。その後1株1,200円に値上がりしたのでこの株式を全部売却しました。この株式の売買を扱った証券会社の売買手数料が1%である場合、証券会社に支払った手数料は合計でいくらになりますか。(消費税は考慮しません。)

      ① 10,000円。 ② 12,000円。 ③ 22,000円。 ④ 計算の方法がわからない。  

     

    <投資信託>

    [13]【投資信託の特徴】

    投資信託は、多くの人のお金を一つにまとめて、その資金で株式や債券などのさまざまなものに投資し運用するものですが、この投資信託に関する次の記述のうち、正しいものはどれでしょうか。

      ① 投資信託の運用は、販売する証券会社や銀行が行っている。 ② 投資信託はプロが運用するので、元本は保証されている。 ③ 投資信託は同じ会社が運用しているものなら、商品性に違いはない。 ④ 投資信託の多くは1万円程度から購入可能であり、基本的に中途解約・換金が可能である。  

     

    [14]【投資信託の価額】

    投資信託を購入したり解約・換金する時には基準価額と呼ばれる値段が使われます。この基準価額とは、投資信託の信託財産(純資産)の一口あたりの価額のことですが、基準価額に関する次の記述のうち、間違っているものはどれでしょうか。

      ① 投資信託の基準価額は1日に1回のみ算出・公表される。 ② 投資信託に組み入れられた株式や公社債などはその日の時価で評価されるので、投資信託の基準価額は日々変動する。 ③ 投資信託の分配金は、その分配原資を運用会社が負担しているため、分配金の支払いによって基準価額が下落することはない。 ④ 投資信託の分配金はその投資信託の信託財産(純資産)から支払われるので、分配金が支払われると基準価額は下がる。  

     

    <金融商品の換金性>

    [15]【金融商品の換金性】

    金融商品は、普通預金のようにすぐに現金化できるものと、そうでないものとがあります。金融商品の換金性に関する次の記述のうち、間違っているものはどれでしょうか。

      ① 銀行の6ヶ月物定期預金は、中途解約により即日換金することができる。ただし、利息は中途解約利率が適用される。 ② 株式は、売り注文が成立すれば、その3日後(休日を含まず)に換金することができる。 ③ 投資信託は、どの商品であっても、解約すれば即日換金することができる。 ④ 個人向け国債には、一定期間、中途換金できない期間がある。  

     

    <保険>

    [16]【生命保険の留意点】

    生命保険の加入に関する次の記述のうち、適切でないものはどれでしょうか。

      ① 生命保険は、万一のときに遺族が経済的に困るのを減らすために加入するものなので、死亡保険金の額を決めるときは、遺族年金などの死亡時に遺族が受取れるものを考慮する。 ② 生命保険は専門的な用語が多く難しいので、商品を選択するときは、保険のプロである販売担当者に一任するのが良い。 ③ 保険金が支払われるのは約款で定められた場合だけなので、契約する前に保障の内容などを知っておく必要がある。 ④ 生命保険では、契約する前に、保険の対象になる人の身体状況などについて質問される。質問に対し虚偽の回答をすると保険金が支払われないことがある。  

     

    [17]【損害保険の留意点】

    火災保険や自動車保険に関する次の記述のうち、適切でないものはどれでしょうか。

      ① 火災保険は、火災だけでなく風水害など自然災害による損害を補償するものが多いが、補償範囲は保険商品によって異なるので、加入の際はその内容を必ず確認する。 ② 地震による家屋や家財の損害は火災保険の補償範囲ではない。地震に備えるためには火災保険に加えて地震保険を契約する必要がある。   ③ 車を買ったので強制保険である自賠責保険に入った。他人を死傷させた場合は補償があるので、任意の自動車保険に入る必要はまったくない。 ④ 任意の自動車保険は、対人賠償保険、対物賠償保険、車両保険、人身傷害補償保険などを組み合わせた保険である。これらを必要に応じて選択するのがよい。  

     

    [18]【医療保険等の留意点】

    保険会社の医療保険や医療特約に関する次の記述のうち、適切でないものはどれでしょうか。

      ① 医療保険や生命保険の医療特約は、医療費が高額だった場合に利用できる公的医療保険の高額療養費制度があることを基本に、必要額を考えるのがよい。 ② 医療保険や医療特約は、どのタイプであっても、入院給付金の支給日数には上限がないので、数年にわたる長期入院にも十分備えられる。 ③ 医療保険や医療特約の主な保障は入院給付金や手術給付金などだが、すべての入院や手術に支払われるとは限らないので、保障範囲を確認してから契約するのがよい。  

     

    ~ その他、気をつけたいこと ~

    [19]【クレジット、ローン】

    クレジットの利用(代金の後払い)やローン(借金)に関する次の記述のうち、間違っているものはどれでしょうか。

      ① クレジットカードで買物することは、クレジットカード会社から借入れすることと実質は同じである。 ② クレジットカードを利用するときに、毎月の支払額が一定のリボルビング払いを選ぶと、手数料がかからない。 ③ クレジットカードの支払いも、ローンの返済も、延滞すると信用情報機関の信用情報に載ることがある。 ④ キャッシングやローンの金利は法律で上限が決められており、例えば借入金額が10万円未満の場合、年率20%を超えるものは違法である。  

     

    [20]【金融機関を名乗るメール】

    口座を持っている銀行名で、次のようなメールが届きました。「当行のサーバーが故障したのでお客様のデータが失われました。次のURLをクリックし、案内に従ってお客様の情報を入力してください。」この場合の対応として、適切でないものはどれでしょうか。

      ① まずは、銀行からもらったパンフレットに記載されている電話番号に電話し、メールに従ってよいかを確認する。 ② まずは、口座を持っている支店に行き、窓口の人にサーバーの故障があったかどうかを直接聞いてみる。 ③ 銀行からのメールなので、その指示に従い、URLをクリックして自分のデータを入力する。 ④ これは「フィッシング」という詐欺の可能性が高いので、警察のフィッシング110番(サイバー犯罪相談窓口)に連絡する。  

     

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