世話人:永沢 裕美子(ながさわ ゆみこ)

当会創設メンバーで、事務局長として活動してきたが、2018年6月に地方金融機関の社外取締役に就任したため、事務局長を退任し、現在は一般会員として当会世話人を務めている。

1984年東京大学教育学部を卒業後、日興證券に入社。アナリスト業務や資産運用業務に従事した後、投資信託部にて商品企画や制度調査を担当。その後Citibank に移り、Consumer Investments(個人投資部)の立ち上げ等を担当。2001年に退職し、投資信託制度の研究生活に入るとともに当会を立ち上げ、活動してきた。

現在、金融庁参事・金融行政モニター委員(2016〜)を務めている。金融審議会委員を2009年から10年間務め、現在は専門委員としてワーキング・グループに参加している。金融経済教育の分野では2013年から金融経済教育推進会議委員(金融広報中央委員会から金融経済教育推進機構に移管)を務めている。金融分野の消費者トラブルの解決に国民生活センター紛争解決委員会特別委員(2010年〜2019年)として関与した経験から、国民生活センター等で消費生活相談員向けの研修講座等を担当している。消費生活アドバイザー(第27期)として公益社団法人 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会( NACS)でも活動しており、2018年から2024年まで代表理事・副会長を務め、現在は理事。著書として『生涯学習の基礎』(鈴木真理他との共著、学文社、2011年)の他、『くらしの豆知識』(国民生活センター)はじめ新聞・雑誌で金融商品に関する記事等を執筆している。その他、2021年よりお茶の水女子大学大学院非常勤講師(金融教育論等を担当)、地方銀行グループ等の上場企業の社外取締役も務めている。

2006年にお茶の水女子大学大学院博士課程前期(生活経済学専攻)を修了後、早稲田大学法科大学院(ロースクール)にて学び2012年に修了(法務博士)。