『フォスター・フォーラムだより』第17号をお届けします。
以前、当メールマガジン等で呼びかけて、「投資型クラウドファンディング」に関する勉強会を開催しました。
そこで皆さんからいただいた貴重なご意見を踏まえて、このたび意見書を作成し、まずは内閣府消費者委員会に提出しました。
今回、その意見書と概要版を添付していますので、ご覧いただければ幸いです。
投資型クラウドファンディングに関する意見書
投資型クラウドファンディングに関する意見書(概要版)
また、6月にNISA(少額投資非課税制度)に関する意見交換会を開催し、集めた声を意見書にまとめ、関係当局や事業者団体にお届けすることを予定しています。
会に参加できない方にはアンケートに回答という形でご参加いただくことも可能です。
意見交換会に参加を希望される方は、「NISA意見交換会に参加希望」とご記入いただき、当会ホームページ(http://fosterforum.jp/)の「お問い合わせフォーム」からお申し込みください。
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『フォスター・フォーラムだより』 No.17 2014年4月18日
発行:不定期
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★―★ CONTENTS ★―★
1. 投資型クラウドファンディングについて〜法案のポイントと課題
2. 編集後記
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1. 投資型クラウドファンディングについて 〜 法案のポイントと課題
現在国会に、投資型クラウドファンディングの利用促進のための金商法改正法案が提出されています。
アベノミクスの成長戦略の金融分野の目玉とのことです。
この改正案については、未来創発センタ―主任研究員の大崎貞和氏が改正案のポイントをまとめておられます。
ご厚意によりレポートの提供をいただきました。添付ファイルをご覧ください。
投資型クラウドファンディングでは、一般の個人が、インターネット上のサイトで、自己責任で非上場株や投資ファンド(匿名組合)のようなハイリスクの金融商品を取得することが想定されています。
政府は、詐欺的な行為が行われることを想定して制度整備を行ったと言っています。
しかし、12月と3月に開催した勉強会では多くの課題が浮かび上がりました。
そこで、残された課題と制度整備要望をまとめ、ホームページで公開しました(http://fosterforum.jp/)。
「制度に対する国民の信頼の醸成」及び「自分の行なおうとしている投資のリスクについて理解した上で自己責任を全うできる投資家のみが参加すること」が不可欠と考えます。
ご協力をいただいた皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
2.編集後記
投資型クラウドファンディングは調べれば調べる程、どんな風にお金は流れていくの? 事業者はどうやって儲けるの? このビジネス、成り立つの? 事業者がWEBサイトを閉じてしまったらどうなるの? 兼業が認められるようだけど、個人データを提供して大丈夫? 等等、いろいろな疑問が湧いてきます。
制度の細部は、改正法案可決後に、政令や内閣府令、自主規制機関の自主規制規則で定められます。
国民の生活に直接関係する制度なのですから、国民に見えるところでもっと議論が行われることが望ましいと思います。
(事務局長:永沢裕美子)
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